運命のブラジルGPだぁー

久方ぶりに3人にチャンピオンの可能性が残された最終戦。ルーキー初のチャンピオンか。それとも3連覇か。はたまた悲願の初タイトルか。

<クルマとコースの相性>
高速区間と低速区間が入り混じるインテルラゴス。路面はスムーズだがバンピー。12コーナーからの立ち上がりはトラクションが重要。そう考えるとメカニカルグリップに一日の長があり、トラクションのかかりが良いマクラ―レンの方が(1周だけなら)速い気がします。そうはいってもフェラーリとのタイム差はそんなにない気がしますが。


<タイヤ>
今回はソフトとスーパーソフトの組み合わせ。これはハンガリーGP以来。トラクションがいいと逆にリヤタイヤが早く磨耗してしまいます。となると長い目で見るとマクラ―レンの方が苦しいかも。フェラーリの方がタイヤに優しい。決勝が雨になってもタイヤコントロールが難しくなりそうです。


<エンジン>
トップ4ではアロンソだけが中国から継続使用。やっぱり日本でのリタイヤが痛いです(関係ないかも)。ハミルトンの方が馬力が上とか。開発はほとんど出来ないっていう話だったんですけどねぇ。


<政治的問題>
アロンソはほぼ孤立無援。ハミルトンの肩をエクレストンがもつ(興行的理由)。そこにモズレーがちょっかいを出してるからなおややこしい事態。ロン・デニスはもちろん「わが息子」(アロンソ曰く)を応援してるんでしょうね。
フェラーリはマッサが母国で勝つ気マンマン。このGPだけは問題ないんでしょうが、噂されているトッドとモンテゼモロの対立が気になるところ。