守屋さん逮捕

守屋さんはついに容疑者になってしまいましたねぇ。これでまた公務員バッシングが始まるのを懸念しているとワインの飲み方が微妙な(スッキリ!!より)一橋大学大学院教授が言ってました。
確かに最初は皆国のため、と意気揚揚と入ってくるはず。ところが実際は自分が頑張っても周りの思惑によって左遷されたり、肩たたきされたり。それじゃ腐っちゃうのも仕方がない気がする。
追い討ちをかけるように政治の思惑によって公務員の削減、給与減らしが進めば天下りしたくなるのも無理はないか。日本の人口当たりの国家公務員数はヨーロッパなどの国より少ないんですがね。
でも1番大きいのは日本自体が目標を見失っている事じゃないか。ほとんど来る所まで来て、現状を維持するだけというのは正直モチベーションが上がらないかと。企業は利益を上げていくという明確な目標がありますが、日本という国家は明確な目標がない気がする。だからこそ国際貢献、という名のもとに洋上無料ガソリンスタンドでもやってるんじゃないっすかね。

石油確保のために石油を使うのが少なくとも自民党の方には国益であり、ともすると道を失ってしまう自分たちのプライドなんですかね?
そういうことにうつつを抜かしている間にレアメタルという日本にとって石油と同等の価値があるものをどんどん中国などに奪われている現実。いつだったか甘利経済産業大臣カザフスタンに行きましたが、カザフスタン上海協力機構の中で中国に取り込まれてるのでは、と心配もしたんですけどねぇ。テレビに映しだされていた日本の姿勢があまりにものほほんとしていたのが気がかり。

今後日本はどこへ行くのか。俺は考えないので大学生で将来国家公務員になろうという方、考えてくださいな。