アルデンヌの森に雨の悪魔襲来

優勝:ハミルトン、このクソ野郎(何)と思ったら→マッサ
2位:レインタイヤが大成功、ごっつぁんニック
3位:ハミルトン

イギリス各紙は最近はハミルトンに対しかなり冷静な報道をしてきた。しかし今回ばかりはとても怒っている。
問題はバスストップ→ラ・ソースの間。ハミルトンがライコネンオーバーテイクしようとしショートカット。一瞬譲ったものの、ほとんど離れることなくインをさした。このことをレーススチュワードは「フェアでない」という理由で25秒プラスの裁定を下した。個人的にはこの裁定は妥当と思いたいが客観的に考えると怪しい。そもそも理由が「フェアでない」なんて曖昧なのはFIAの悪いところ。
ただ正直ハミルトンはレ・コームやバスストップで再びオーバーテイクできたはず。勝負を急ぐこともなかったとは思うけどね。それでも次からはマクラーレン有利のサーキットが続く。そこでマッサとのギャップを広げれば最年少ワールドチャンピオンも見えてくるだろうね。
そして今回ばかりは終戦という感じのライコネン。ただ俺はどこまでも攻めるライコネンが好きだ。連覇しなくたってギリギリ限界の走りを見せて貪欲に前を目指す彼を応援し続けたいと思う。チャンピオンの称号より彼の個性の方が絶対に大事なはず。個性が強いからこそ、マンセルだって愛されたわけだ。
ともかく次からはマッサをサポートしてほしい。ハミルトンがチャンピオンはやだし。ただそれだけ。奴はもうちょっと苦労せい(何)