それぞれの栄光の地、インテルラゴス

雨が濡らしたホームストレート、緊張のスタート・・・
淡々と進みつつ、ハミルトンがタイトルを抱いたまま進んだレースにサンパウロの女神がもたらした衝撃のドラマ。ワールドチャンピオンは残り3周でマッサのもとへ・・・
ルイス・アントニオ・マッサらが喜ぶ中、最終ラップ、最終コーナー・・・トラクションのないグロック、それをかわすハミルトン・・・あと数秒、グロックが前にいたならば・・・
雨が濡らしたインテルラゴスは愛すべき勝者、そして敗者でもあるマッサの涙に濡れた。
チームクルー、弟ニコラスと喜びを分かち合うハミルトン。いくら嫌いなドライバーだとはいえあまりに感動的な瞬間・・・
もうどうでもいいや、マッサにしろハミルトンにしろ誰しもがF1のヒーロー、愛すべき人物なのかもしれない。

ただ今日はマッサをともかく讃えたい。彼は今シーズンあまりに強くなった。そしてあの涙・・・マジ泣きしてしまった・・・
右京ちゃんが言うとおりマッサはカッコよかったし、あの涙は美しい。残酷な結果とはいえ、彼にはこの優勝を誇りに思ってほしい。

今シーズンは単調なレースが続いたんだが・・・改めてF1、感動したわ。


〜FIA・Formula1 World Champioship〜

ワールドチャンピオン:ルイス・ハミルトン(98pt)
コンストラクターズチャンピオン:スクーデリア・フェラーリ(172pt)


次なる戦い・・・2009年3月29日、始まりの地、オーストラリアへ・・・