久々に硬い話題でも

予想通りというか予定調和(?)というか、林真須美被告(字合ってる?)は死刑でしたね。
今回の裁判の特徴として、決定的証拠はなく、状況証拠を積み上げた(1000以上らしい)立証、被告が詐欺罪の一部以外を完全否認、そして最後の最後まで動機が不明の3つが大きな特徴でしょうか。
(ほとんど存在しないとも言える)「疑わしきは罰せず」という原則には当てはまらず、状況証拠のみで犯人と断定するという裁判所の判断は情報が少なすぎて正しいかどうかは判断できません。それなら文句いうなと思われるでしょうがひとつ。
それは判決文で「このような行為を行いながら反省・謝罪の様子がなく、それも死刑を選択する理由」というような意味の文章が少しだけひっかかりました。というのもじゃあこの事件とは別に、仮に本当に無実の人が必死で否認してても裁判所は「反省してない」で片付けちゃうのかと。状況証拠の誤りが認められてしまえば人生が狂ってしまいます。
その辺を裁判員がどう判断していくのか注目したいところです。最終的に有罪の判断になったとしても定型文のような判決よりは良い気がします。
あとは新聞報道等でもあるようにあまりにも長引いたり、逆に省かれたりしなければいいのですが。省かれることを危惧する人物であの安田弁護士がコメントしてたのはビックリでしたけど。