「変身」

ttp://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%89%E8%BA%AB/Polymorph

クリーチャー1体を破壊する。それは再生できない。その後ライブラリからクリーチャーカードが出るまで公開し、そのクリーチャーカードを場に出す。

またヤバい妄想をしてるので。
まあそんな感じで東野圭吾の「変身」を読みました。
内容は全く知りませんでしたが、まあ成瀬の脳が殺人犯の物であることは、読んでいるとかなり最初の方で大体察しがつくでしょう。その後を読んでいくと相変わらずよく分らない感情が湧きあがってきましたけど。それを美しく表現できれば小説家も夢じゃないんでしょうがね。


人間誰しも(?)猟奇的な行為の一つや二つ想像することはあるかもしれませんが、それが現実となる時は怖さなんて感じないんでしょうな。もう麻痺しちゃってますから。自分が殺人を一瞬でも思い浮かべた時は恐怖が必ずやってきます。それならまだ健全なのか、その時点で異常なのか、分りません。そういう事実に対する認識は個人によって違うわけで。
やはり脳、というより心は不可侵の領域なんだなと。科学による意味付けは、意味を与えているのでしかない。それが真実(抽象的ですね)かどうか、本当に知る由はない。ある結果に理由や意味を与えた時、それが正しいかどうかを証明できる術はありません。
それを判断するのは合理的な事実ではなく、心だと思うのです。事実がいくら「正しい」と指し示しても、受け入れることはできない時もある。受け入れない自由がある。
今の自分は流されっぱなしなことが多いです。いつか、自分の「心」で物事を見つめ、判断し、生きていくことができればいいんですが。