は素晴らしい。読んでる間は現実から離れられる。会社の女性おススメの本を図書館で借りてきて読んでいる途中(本人から借りようかとも思ったが・・・)。著者は米原万里さん、ロシア語の翻訳家である。
小説の中に歴史的事象の匂いがしてくる作品は良いね。と言っても著者の少女時代の経験も元にしているだけに当然と言えば当然だが。残念なことに2006年に56歳の若さで亡くなられている。

作品名は「オリガ・モリソヴナの反語法」。

彼女の他の作品に「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」「ガセネッタとシモネッタ」など。後者の題名が示す通り、下ネタも趣味だとか。「オリガ―」の作中でもオリガ・モリソヴナが下品な言葉を振りまくシーンがある。

そんな作者の本を呼んでいるということは・・・なんか行けそうな気がする〜(何)